昔からある防犯対策
- seakey23
- 3月30日
- 読了時間: 3分
こんにちは、坂喜建築です。
いつもご贔屓賜りまして誠にありがとうございます。
今回は、昔からある先人の知恵とも言える、自宅の防犯対策について
みなさんにわかりやすくご紹介できればと思っています。
昔からある防犯対策と聞いても、想像がつかない方も多いでしょう。
また、日本家屋などは縁側など、開放的なイメージが強く、
侵入しやすいイメージを持たれる方もいるかと思います。
今も昔も変わらず、空き巣などの被害はあったため、
先人たちは知恵を使って、住宅を守ってきました。
現代のようなセキュリティがなくても、
ちょっとした工夫をすることで、防犯対策や抑止効果を得ることができました。

例えば、格子や雨戸の活用です。
窓に格子を設置することで、外部からの侵入を防ぎつつ 風通しや採光性も確保できます。
雨戸を閉めることで視線を遮ることもでき、侵入を防げます。
最近では和モダン住宅のデザインとしても、格子は人気があります。
板戸や引き戸の工夫というのもあります。
板戸とは、格子戸などの内側に設ける板のことを言い、
昔はこれにより二重戸を実現し、夜間の防犯性を高めていました。
また、板戸や引き戸は、現在のドアとは異なり、開閉する際にガラガラと音が鳴ります。
この音が鳴ることで侵入を知らせたり、侵入を防ぐことにもつながりました。

音に関する防犯と言えば、現在でも人気があるのは
外構や住宅回りに敷石(砂利)を敷くことです。
敷石を敷くことで、歩く際に足音が鳴り、異変にいち早く気づくことができます。
他にも、庭木の配置で視線を遮ったり、触れることでカサカサと音が鳴るため
庭木の設置も積極的に取り入れられていましたし、
縁側を設置することで、外部から室内までの距離を確保し、
手間や時間を取らせるような工夫もありました。
このように、先人たちも知恵や工夫を凝らして、
住宅の防犯対策を高めていました。
現在は、こういった昔ながらの知恵や工夫よりも
進化したセキュリティシステムなどがあるため、利用されるケースは減りましたが、
昔の知恵を活かしつつ、現代の技術と組み合わせることで、 より安全で快適、そしておしゃれで機能性に優れた家を実現することができるでしょう。

もし、住宅の防犯対策をご検討されている方がいらっしゃいましたら
いつでもお気軽に坂喜建築へご相談ください。
坂喜建築では新築・リフォーム・リノベーションを含め、
住宅はもちろん、神社仏閣の修繕までさまざまなご依頼を承っております。
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